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TOKYOPACK2022のご報告:ご来場下さった皆様、ありがとうございました!

TOKYOPACK2022にご来場頂きありがとうございました

2022年10月12日~14日に東京ビッグサイトで開催された
TOKYO PACK2022(https://www.tokyo-pack.jp/)
にご来訪下さった皆様、ありがとうございました。
多数のご来場を頂き、無事に展示会を終える事ができました!

まずは展示会の概要についてのご報告です。
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■会期:2022年10月12日(水)~14日(金)計3日間
■出展社数:406社
■小間数 :1,602小間
■開場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1~3・東6ホール
■主催:公益社団法人日本包装技術協会
■展示会テーマ:新時代パッケージ ここに集う!ー未来のために機能進化と使命ー
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■展示会来場人数:計167,053人
10/12 41,577人 天気(曇)
10/13 59,722人 天気(曇/雨)
10/14 65,754人 天気(雨/曇)
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■当社接客員
社長・常務・業務課長・営業主任・広報の5人(すべて男性社員)が分担
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あいにくの悪天候の中ではありましたが、大勢の方が足を運んで下さり、大盛況の展示会となりました。

当社の展示ブースはこんな感じでした。



展示会:初めての試み

今回の展示会出展で、当社は従来の出展とは違う、新しい試みを行いました!
当社の今回の試みは以下の4つ。

  • ●販売前の提案商材6種類をメインに据える
  • ●展示する既製品商材を厳選する
  • ●モニターに採用動画風の会社紹介動画を流す
  • ●配布用パンフレットをA3縦両面にする

これまで当社では、展示会に既製品をできるだけたくさん持ち込み、ディスプレイしてきました。
それは、会社がどのよう商品を製造してきたのか、すなわち「過去の実績」をアピールしてきたという事です。

ですが今回は思い切って既製品の展示数を極限まで絞り、代わりに、発売前の企画提案中商材をドン!と大きく展示する事にしました。
三和紙工ブース内で展示していた商品は以下の8点。

  • 紙トング(既製品)
  • ・紙スプーン(販売前・提案品)
  • リバティーシリーズ(既製品)
  • ・木の紙で作った紙食器(提案素材)
  • ・KOMEKAMIで作ったぐらすはっと(提案素材)
  • ・アート紙皿(販売前・提案品)
  • ・卓上紙皿(販売前・提案品)
  • ・アミーゴ(販売前・提案品)

8商品中既製品は2アイテムのみ、それ以外、つまり展示ブースの75%を新商品が飾っていたという事になります。

まだ発売していない商品ですから、これらの商品が「三和紙工株式会社の顔」とは言えません。
今年のTOKYO PACK2022における三和紙工株式会社の展示ブースは、三和紙工の「未来に向けた試行錯誤」をご来場者様に見て頂く為の小間装飾となりました。
皆様、いかがだったでしょうか?

ご来場者様の反応:

既にお取引があるお客様から…「面白い」「早く商品化して欲しい」など。
お取引のあるお客様は当社の商品はおおよそ把握して下さっていますので、思い切って販売前の商品を展示していたのが物珍しく、新鮮に映ったようです。

初見のご来場者様にも全体的に好評で、新しい商品のリサーチとしてはかなりの手応えを感じる事ができました。


脱プラ社会に向けて

「環境対応」を謳ったTOKYO PACK2022でも、製造メーカーの包装設計者様や素材研究員様などがたくさんご来場されていたようです。当社ブースにもお越し下さり、色々とお話しさせて頂きました。
展示会前のご案内その2でも書きましたが、脱プラ法が推進されている理由は資源枯渇問題ではありません海洋汚染対策です。
半永久的に分解される事の無いプラスチック製品(故に、海洋を汚染し続ける)とは異なり、紙製品は分解され、自然に還っていきます。その循環性故に脱プラスチックの為の代替素材として紙が注目されているのです。
とはいえ、SDGsの報道と脱プラ法案の実施時期が一致してしまった結果、脱プラ=石油枯渇問題、という印象はやはり強いのかもしれません。
当社ブースでも、KOMEKAMIなど、廃棄される素材を再利用した紙素材に注目が集まっていたようです。
当社も環境対応商品を開発していけるよう、新しい素材については日々アンテナを張り巡らせております。
紙の素材の多くは木材ですので、森林伐採問題は無視する事はできません。また、使い捨て食器という商材は一見すると環境維持に反する商材のように思われるかもしれません。ですが、水質汚染や感染症対策など、私達の生活全般をトータルで考える時、使い捨て紙食器容器の必要性はあるはずだと私達は考えます。
その中で、少しでも持続可能な社会を実現し、地球環境を守っていけるよう、製紙メーカー様とも協力して試行錯誤を続けていきたいと思います。


紙の成型プレス加工を行う会社です

こちらも同じく事前の来訪者ご予定社様に向けたメッセージ内でご案内させて頂いておりますが、今回の展示会でプロジェクト担当者は三和紙工が紙のプレス加工会社である事を知って欲しい!紙皿を中心に、色々な紙容器の成型製品があります! それを見て下さい!と申しておりました。

プレス加工とは:

プレス加工(英語ではstamping)とは、対になった工具の間に素材を挟み、工具によって強い力を加える事で、素材を工具の形に成型する事を言います。
一般には、対になった工具の事を「金型」、圧力を加える機械の事を「プレス機械」と言います。

実は、今回のTOKYO PACK2022では有り難い事に、この「プレス加工技術」についてのご質問も多数頂きました。
プレス成型とはどのようなものですか、どこまでの再現性がありますか?といったお声がけを頂き、接客担当者は張り切ってご説明させて頂いたようです。
更に嬉しい事に、お客様が指定される原紙を用いて紙容器が作れないだろうか、といったご相談も頂いたようで、とても喜んでいました。

三和紙工株式会社のキャッチフレーズ(社長考案)は、「中小企業だからこそ、小回りの利くフットワークの軽さでお客様のご要望にお応えします」です。
中小企業だからこそ、提案から開発までを迅速に行う事ができるのが我が社の強みとなっております。
お客様からのお問い合わせ・ご提案は、いつでもお待ちしております!


お客様のお声

展示会でお寄せ頂いたお客様のお声をご紹介致します!

【紙トング】ノベルティでプレゼントすれば宣伝広告になるかも?
素晴らしいアイディアをありがとうございます!さっそく紙トングのページにてご提案文を記載させて頂きました!
【紙スプーン】もっと大きなサイズは作れないか?大皿のお料理の取り分け用に使えそう
商品開発を検討させて頂きます!
【KOMEKAMIぐらすはっと】試飲用に特注できないか?
ぐらすはっとにオリジナル印刷をする特注は可能です。原紙については前向きに検討させて頂きます。
【アート紙皿】紙皿のイメージが変わった!
ありがとうございます。紙皿は軽くて割れないし、気分によってディスプレイを交換できます。新しいインテリアとしてご検討頂ければ幸いです。
【アート紙皿】絵付け陶器の柄の印刷をしてお試し用に販売し、飲食店などのイメージに合ったら陶器を本購入する、というような使い方ができそう
素晴らしいアイディアだと思います!当社では九谷焼の伝統的絵柄を紙皿に印刷した物を製造されたお客様がいらっしゃり、好評を頂いております。ぜひご検討下さい!
【PP不織布バッグ】可愛い!すごく見栄えが良い
そのままプレゼントのラッピングとして使える不織布バッグです。ご活用頂ければ幸いです。

その他、たくさんのお声を頂きました。
展示会ではお客様に直接当社の製品を手に取って見て頂き、感想を頂けるという事が非常に大きなメリットとなっております(当社はメーカーなので、最終消費者様と直接にお話しする機会が滅多にありません)
今回は特に展示品の多くが開発途中の製品だった為、お客様の感想はとても参考になりました。手に取って見て下さったお客様が、「こういう風に使ったら面白そう」というアイディアを出して下さる事で、改良の方向性なども見えてきて、とても勉強になりました。
まだまだ開発の途中で改良点などもあると思いますが、そうした商品を展示会で発表するという事もとても大切で役に立つのだという事を知る事ができました。
前述の通り、展示会で展示する商品の大半をまだ未完成の提案中・開発中の商品にする、というのは、当社としては初めての試みになります。
今までとはやり方を変えて新しい挑戦をするというのは勇気がいる事でしたが、その結果ご来場者様方のお声をたくさん頂けた事はとても励みになりました。
本当にありがとうございました。


【最後に】
今回のTOKYO PACK2022は、有料展示会でした。
入場料については以下の通り。
「1,000円(税込)ただし、来場案内状(招待券)を持参した場合・WEB事前登録した場合は無料」
という事で、一般来場者の皆様も「ふらっと足を運ぶ」という事ができない展示会でした。
にもかかわらずたくさんの方にお越し頂き、非常に有意義な展示会となりました。
ご来訪下さった皆様、本当にありがとうございました。
これからも三和紙工株式会社をよろしくお願いいたします!



展示会接客担当者一同(撮影:広報)

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