Twitterプレゼント企画に沢山のご応募頂きました
弊社Twitterにてプレゼント企画を実施しました。結構な反響があって嬉しかったです!募集の方は終了しまして発送の方も完了しております。Twitterでは当選者の方々の到着のお知らせが続々と届いています!みなさん喜んで頂けたみたいでやったかいがありました!反応があるととてもうれしいデスネ!これからもみなさんがワクワクするような製品作りや投稿を続けていきますので宜しくお願いします!
https://twitter.com/sanwapap/status/1468474972205383686
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このTwitterプレゼント企画の裏話です。
実はこのTwitterプレゼント企画は、三和紙工株式会社公式Twitterのフォロワー数を飛躍的に伸ばしてくれた神企画だったのです。
企業公式Twitterアカウントを開設したはいいものの、なかなかフォロワー数が伸びなくて悩んでいる会社さんは、是非、Twitterプレゼント企画を検討してみると良いと思います。
とはいえ三和紙工がこの企画に辿り着くまでには、たくさんの試行錯誤と失敗がありました。
まずはその失敗談からお話し致します。
2021年10月、当社広報・Twitter担当のIは悩んでいました。
三和紙工が会社公式Twitterのアカウントを開設したのは2021年1月。
IがTwitter担当になったのが6月で、その時点でのフォロワー数は15人でした。
企業公式アカウントのフォロワー数がたった15人は格好が付きません。
Iは何とかしてフォロワー数を増やそうと、知恵を絞りました。
まずは、自社の営業に関係すると思われるアカウントを、片っ端からフォローする事から始めました。
三和紙工の主力商品は紙皿などの使い捨て紙器容器です。
そこで、ファストフードのテイクアウト販売をしているキッチンカー営業のアカウントを検索し、全てフォローしました。
同時に、そうしたお客様が興味を持つであろう商材についての宣伝ツイートをしました。
リバティーシリーズや紙皿紙コッププラカップなど……
けれども、フォローを返してくれたのは、1%にも届きませんでした。
続いてIは、旅館やホテルの公式アカウントを検索して片っ端からフォロー。
今度は使い捨てテーブルクロスなどの製品紹介をツイートしてみました。
これも撃沈。ほとんどが無反応でした。
そこでIは考えました。
商品紹介のツイートばかりしているのでは企業の広告だと思われてスルーされる。
もっと「中の人」の個人的な人格を表に出したツイートをするべきではないのか?
それに、ただ呟いていてもネットの大海の中では流されてしまって人の目には留まらない。
こちらからもどんどんリプライを送って、存在をアピールするべきではないのか?
次にやったのは、Iの個人的な考えのツイートを織り交ぜつつ、「紙皿」「紙トング」などでツイートをサーチし、呟いている人にリプライを送ったり引用リツイートをしたりする事でした。
これはそこそこの効果がありました。
フォロワー数がじわじわと伸びて、何とか100を超えたのです!
手応えを感じたIは、更に頑張る事にしました。
紙皿などでサーチをしていると、時々目に付くようになったのが、猫や犬などを飼っている方のツイートです。
猫好きさん、犬好きさんは横の繋がりも強く、それぞれに繋がっている様子も窺えました。
このネットワークに入る事ができれば、フォロワー数を増やす事ができるかもしれない!
さっそくIは猫カフェのアカウントを検索してフォローしました。
すると、猫や犬の保護団体さんが繋がっている事がわかりました。
行方不明のペットを探すツイートや、逆に保護した動物の飼い主を探すツイート。
そうしたツイートをRTし、ペット関連のニュースをRTして感想を書き、可愛い犬や猫の写真や動画にはリプライを送りました。
これはものすごく効果がありました。
たった数日でフォロワー数はぐっと増えたのです。
しかし……
この時点でIは気付いていませんでした。
自分がフォロワー数を増やすことばかりに注力し、「会社の公式アカウント」としてのツイートを逸脱してしまっていることに……
確かに、会社の商品の宣伝ツイートばかりでは、誰もフォローなどしてくれません。好んでCMを見たい人などいないでしょう。
けれども、個人的なツイートでは、会社の公式アカウントとしては失格なのです。
Iは呼び出しを受け、方向を修正するようにとの叱責を受けました。
Iは個人的なツイートを封印しました。
とはいえ会社商品の宣伝ツイートばかりしていてもフォロワーは増えません。
できるだけ「中の人の気配を感じる」文章でツイートすることで折衷案を図りました。
しかし……その後、フォロワー数は一向に増えませんでした。
さていったいどうしたらいいのか……
そんな時、広報でFacebookを担当していたS氏が、フォロワー数がキリのいい数字になったのでお礼のプレゼント企画をやりたい、と提案してきました。
ちょうどTwitterも、フォロワー数が190を超え、あと少しで200フォロワーというところ。
それならばTwitterでもフォロワー数が200になったらプレゼント企画をやってはどうだろう?
少しは周囲の目を惹くかもしれない……
IはTwitterのプレゼント企画について調べ始めました。
Twitterでよく開催されているのは、「フォロー&RTでプレゼント」という企画です。
プレゼント企画のツイートを用意し、そのツイートをRTするのと同時にアカウントをフォローしてくれた人の中から抽選で賞品をプレゼントする、というもの。
応募者の確認方法についてはいくつかアプリ等もありましたが、何しろ当時の三和紙工Twitterアカウントのフォロワー数は200に届かない程度でしたし、先行して企画したFacebookでのプレゼント企画では応募者が5人しか居ないという状況でしたから、目視での確認でも大丈夫だろうと踏みました。
抽選方法については、エクセルのRAND()関数を使っての抽選が使えそうでした。
企画を立ててからもフォロワー数はほとんど伸びませんでしたので、準備をする期間は充分にありました。
待つ間に、IはTwitterのプレゼント企画について調べました。
そうしてわかったのは、Twitterの「フォロー&RTでプレゼント企画」は、毎日たくさんの企業が開催しているという事でした。
大企業から、零細企業まで、多くの会社が開催しています。
これはもしかすると、かなり効果のある企画なのかもしれない……
ドキドキしながら、その日を待ちます。
そして遂に来ました! フォロワー数200突破!!!
満を持して、プレゼント企画を投稿するI。
反応は……スタートは、ゆっくりとした動きでした。
それでも初日で数人がRTしてくれました。
これまで自社のツイートをRTして貰った事などありません。これは幸先が良いかも……と、わくわくしながら、毎日引用RTで宣伝を重ねます。
応募者(フォロー&RT)は日を追う毎に増えていきました。
1週間後にはなんと応募数が50人を超え、応募者のIDをエクセルに入力するのも少し大変なくらいに。
これは凄い……!!!
ここまでの結果だとは思っていなかったIは、応募締め切り日を翌日に控えた月曜日、どこまで増えるかなとワクワクしながら会社を後にします。
そして迎えた火曜日……びっくりする事が待っていました。
なんと、総応募数が300件を超えていたのです!!!
その後もどんどんRT&フォロー数が増え、最終的には380以上の応募があったのでした!!!
あっという間にフォロワー数500名突破です!!!
この反響を受けて、IはS氏と慌てて打ち合わせ。社長に事情を話すと、社長もびっくり。
元々は「5名様にプレゼント」という企画だったのですが、こんなに応募があるなら5名は少ない!20名にしよう!と当選者数を一気に4倍に増やしたのです。
すると、更に嬉しい事が待っていました。
プレゼント企画に当選された皆さんが、写真付きで当選報告ツイートをしてくれたのです!!!
こちらが頼んだ訳でもないのに、賞品の宣伝をしてくれたのです!!!
これは本当に嬉しい誤算でした。
応募者が予想をはるかに超える数あった事も嬉しかったのですが、当選報告ツイートは、本当に本当に嬉しかった。
何度も何度も見てはにこにこしてしまう程でした。
なお、この時に増えたフォロワー様は、多くが懸賞目的のフォロワーさんでした。
という事は、懸賞が終われば、すぐにリムーブしてしまうかもしれない……
そんな懸念を抱いていたのですが、これも杞憂に終わりました。
確かに懸賞に外れてフォローを外した方も少しはいましたが、大半のフォロワー様はそのまま継続してフォローし続けて下さったのです。
中には、会社のツイートにイイネをしてくれるようになったフォロワー様もいました。
これは凄い……という事で、広報部は更に企画を練ります。
10月11月が終われば次は年末、クリスマス。
プレゼントをするにはぴったりの時期がやってくるのです!
前回のプレゼント企画は、当社の使い捨てバスタオルフキーナーが賞品でした。
次は、クリスマスでもある事だし、綺麗な印刷をした和柄の紙皿を賞品にすると良いかもしれない。
クリスマスだから、当選者数は25名。
社長に上申するとすんなりOKが貰え、さっそく投稿します。
その結果は……応募総数392件!
三和紙工Twitterアカウントのフォロワー数は一気に900を超えたのです!
たった3ヶ月前には200にも届いていなかったフォロワー数が、4桁目前にまで急激に増えたのでした!
この後、もちろん広報担当は、フォロワー数1000突破記念のプレゼント企画も計画しました。
しかし、それは残念ながら、実行には至りませんでした。
何故か。
……応募者の数が増えすぎて、手動で抽選する事が難しくなってしまったからです。
クリスマスプレゼントの時は応募期間を1週間に絞ったのですが、それでも毎日60人ほどの応募がありました。
その為、担当のIは、応募期間ずっと抽選の為の作業に忙殺されてしまいました。
フォロワー数が千人を超えた状態でプレゼント企画を行えば、応募者数はもっと増えるでしょう。
そうなった時、どうやって対応したら良いのか、そのメドが立たなかったのです。
とはいえ……
Twitterのフォロー&RTプレゼント企画は、企画する側も応募する側も幸せになれる素晴らしい企画です。
何とかまた開催したい。
どのようにしたらいいのか、担当は今も検索をして、方法を探しています。
もしも何か素敵な方法がありましたら、ぜひ教えて下さい!