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お正月に、和紙の温もりと、おもてなしの心。落水紙皿(豆皿6種セット)

落水紙皿(豆皿6種セット)
「もうすぐお正月だー」
年末の慌ただしさの中、私は大掃除の手配と並行して、毎年恒例の夫の実家への帰省の準備に追われていた。

お正月に二泊の小旅行。
子ども達の着替えなどは私が準備して、お土産は夫に頼んである。
義実家には、義両親と義兄夫婦、そしてうちの子よりも少し年長の甥っ子が1人。カードゲームやコンピューターゲームでたくさん遊んでくれる優しい従兄弟のお兄ちゃんがうちの子達は大好き。いつも楽しそうに遊んでいる。
義母も「孫たちに伝統を伝えたい」と、豪勢なお節料理を作って待っていてくれる。
いつも歓待してくれて感謝の気持ちでいっぱいだが、やっぱり、我が家の家族四人を迎え入れる義姉と義母はとても大変そう。
「お節料理は年末に作ってしまうから大丈夫よ」
2人ともそう言ってくれるが、それは料理だけのこと。
食べた後の後片付けはとんでもなく大変だ。

箸については祝箸を使って使い捨てているけれど、取り皿は食べるたびに洗わないといけない。お節料理には色々な味があって、混ぜたくない時は新しいお皿を使うから、数も膨大になる。

「できればお皿も紙皿を使いたいけれど、安っぽい紙皿で食べるんじゃあせっかく綺麗に盛り付けてくれたお節料理が台無しだしなあ…」

そんな思いを抱いていたとき、ふと目に留まったのが、インターネットで販売されていた「落水」という和紙の豆皿だった。

「落水」は、土佐和紙の株式会社モリサと紙器容器製造メーカー三和紙工株式会社のコラボレーションによって生まれた、新しい和紙容器シリーズの一つ。
原紙に使用されている和紙「落水」は、印刷では表現できない繊細な質感と風合いを持ち、和紙ならではの心地よい手触りが特徴、とのこと。
写真で見た感じ、日本の伝統的な和紙を使用した豆皿は、豪奢であると同時に温かみがあり、おせち料理のような伝統的な料理とも見事に調和する気がする。
もちろん紙皿だから使い捨てだ。後片付けの手間が格段に削減できる。
化粧箱に入っているというのも良い。贈答品というのがひとめでわかる。6種各10枚合計60枚で3300円は紙皿と思うとかなりお高いが、プレゼントだと考えるなら妥当な値段だろう。

今年の帰省の時のお土産に、「落水」の豆皿を追加してみる事にした。義姉は、私の気遣いをとても喜んでくれた。

「こんな素敵な紙皿、見たことないわ。これならお正月の取り皿にぴったり!」

義姉の言葉に、私も嬉しくなった。

家族みんなで集まるお正月。できるだけ皆でゆっくりと過ごしたい。
でも、大勢で食事をするとなると、どうしても後片付けが大変になってしまう。

「落水」は、そんな問題を解決してくれる、まさに理想の食器だ。労力は減らしたいけれど、せっかくのご馳走は映える器で食べたい。そんなわがままを叶えてくれるのが、「落水紙皿(豆皿6種セット)」なのだ。

「来年も持ってきますね」
私の言葉に、義姉と義母はにっこり笑って「楽しみにしているわね」と答えてくれた。

来年も再来年も、「落水」と一緒に、家族みんなで笑顔あふれるお正月を迎えたい。

伝統と持続可能性、美しく衛生的な使い捨て容器「落水~RAKUSUI~」シリーズ

三和紙工株式会社と株式会社モリサがコラボレーションして生まれた「落水~RAKUSUI~」。
老舗の紙容器製造会社である三和紙工と、国内で貴重な落水紙を生産する株式会社モリサの協力によって実現した、中小企業同士の挑戦です。
昔ながらの和紙技術と現代の紙容器製造技術を掛け合わせた、メイドインジャパンの製品です。その高級感と美しいデザインは、大切な方への贈り物にも最適です。



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