夏季休業日の告知用カレンダー画像をエクセルで作成してみました！
告知が遅くなってしまいましたが、お知らせページに今年の夏季休業日のお知らせを掲載させて頂きました。
お知らせ＞2022年夏季休業日のお知らせ
まずはお詫びです。
大型連休の告知が遅くなってしまって大変申し訳ありません！
本来、お盆前納品の受注締め切り日の1週間前には告知をしなければいけないのです。しかし今年はなんと、受注締切日当日になってからの告知という体たらく。本当に不甲斐なく、申し訳ない限りです。
しかも、告知していない事に気付いたのが社長からの指摘でありまして、担当者としては真にお恥ずかしい限り……。
■三和紙工の今年のお盆休みの日程
今年の夏季休業日はカレンダーを見て頂ければおわかりの通り、8月11日（木）～8月16日（火）の6日間となります。
例年は当社のお盆休みは8月13日～16日の4日間である事が多いのですが、今年は祝日（山の日）である8月11日が木曜日で、12日が金曜日の為、敢えて飛び石連休にする事はせず、12日も休みにして6日間の連休になりました。
お取引先様企業を見回しても、今年は11日～16日の連休である会社様が多いので、その点も考慮されたのだと思います。
お盆期間は運送会社もたいへん忙しくなりますので、連休前の納品は通常よりも1日多く配送日数がかかるとご案内させて頂いております。
ですので、通常、お盆前納品の受注締め切りは連休の5日前の設定になることが多く、例年だいたい8月に入って1週間目の終わりにさせて頂く場合が多いのです。
お取引様へのご案内については7月の請求書の送付の時に文書を同封させて頂いております。
その他、会社サイトや公式ＳＮＳでの告知は8月に入ってすぐに行うのが妥当だったのですが……
今年は山の日が11日のせいでお盆に入る日が早く、また3年ぶりの繁忙期で仕事がものすごく多く、通常テレワークを行っている広報担当も出社して業務をしなければならない状況だったので、すっかり後手に回ってしまいました。
今年の冬からは、事前にきちんと締め切りを作り、リマインダーを設定して、「連休前受注締切日の1週間前」には告知をするようにしようと思います。
■カレンダー画像をEXCELで作る方法
テキストで告知をするだけならばさほどの手間はかからないのですが、告知の際にカレンダー画像を添付するようにしておりますので、そちらに少々手間がかかります。
毎年あれこれとフリーソフトを探して作っていたのですが……
今年、ついに知ってしまいました。
エクセルにはカレンダーフォームのテンプレートが装備されているという事に！！！
エクセルの「ファイル」で「新規」を選択するとテンプレートが出てきます。
この中にある「季節の写真カレンダー」をクリック。
テンプレートの説明が出てくるので、「作成」をクリック。
すると、ばっちりカレンダーのフォームが出てくるじゃないですか！
そこで、1月のシートの中にある「予定表の設定」で対応年を入力。今回は2022を入力します。
そうするとカレンダーが2022年に対応したフォームに変わるので、8月のシートに移動。
休日に該当するセルを任意の色で塗りつぶします。
やはり休日はピンクですよね。
はい、これでカレンダーの完成！
次はこのカレンダーを画像に変換します。
まず、「名前を付けて保存」の「ファイルの形式」でPDFを選択し、保存します。
次に、ilovepdf を開きます。
このサイトは、無料でPDFを編集できるオンラインツールです。
ここで「PDF JPEG 変換」を選択します。
この先の操作は簡単！
先ほど保存したPDFデータを画面上にドロップ。すると「JPGに変換」というボタンが右下隅に出てくるのでこれをクリック。
データの内容によっては少し時間がかかりますが、JPEG画像に変換してくれます。
そこで「JPG画像のダウンロード」をクリック。
パソコンの画面右上に「ダウンロード」というポップアップが出てきたらDL完了です。
このポップアップから画像を開いてもいいですが、ファイル名の上にカーソルを合わせると右側にファイルを開くためのアイコンが表示されるので、そこからダウンロードフォルダを開き、DLした画像を切り取って任意のフォルダに張り付けて移動させても良いと思います。
■長期休暇の連絡にはカレンダー画像を添付したい！
当社では、年に三回、長期休暇の時期があります。
ゴールデンウィーク・お盆の夏期休業・年末年始の冬期休業です。
長期休業に入る前に、取引様には文書でご連絡を差し上げ、ネットショップなどではメールマガジンも発行しています。
それに加えて、現在はホームページや公式ＳＮＳでも告知をしております。
ただ、テキストでのご連絡だと、やはりちょっとわかりにくいんですよね。
ですので、できるだけカレンダー画像を添付して告知するように、というのが会社からの指示になっています。
個人的にもやはりカレンダー画像があると見やすくてわかりやすいのですが……
画像データの作成は、今までは少々大変だったんです。
ネットにアップする画像にはいくつかの形式があります。
軽く（容量が小さく）て一般的に普及しているのがＪＰＥＧ。
画質がきれいな分、多少容量が大きくなってしまうのがＰＮＧ。
印刷用にはＰＤＦも画像として表示されますが、ＰＤＦ画像は非常に容量が大きくて重いので、回線契約などによっては表示に時間がかかってしまってかえってストレスになる事もしばしば。
エクセルやワードで作成した文書は、保存時点でＰＤＦ形式に変換して保存する事ができるのですが、このままだとネット告知用には適しません。JPEG画像やPNG画像に変換する必要があります。
最初から画像ソフトを使って画像を使えば簡単に保存できますが、画像ソフトで表を作るのはかなり大変です。
折衷案として、フリーのカレンダー画像作成アプリを探して使っていたのですが……
エクセルで簡単にカレンダーが作れて、
かつ、オンライン上でPDFデータをJPEGに変換してくれる ilovepdf を使えば、比較的簡単に休業日連絡用のカレンダー画像を作れてしまうのです！！！
……とはいえ、実は今回の告知用の画像を作るのに四苦八苦して、1時間近くかかってしまったのですが……
でも、今回作り方のコツなどもわかりましたので、次回は10分くらいで作れるようになると思います！
次の大型連休は年末年始。
次こそは、社長や上司に指示をされる前に、余裕を持って休業日の告知を行いたいと思います！
■お盆連休前の三和紙工はどんな様子？
実は、当社は8月から商品の一斉値上げを予定させて頂いております。
世界的な値上げ傾向に伴い、当社も値上げをせざるを得ない状況なのです。
お客様には既にご連絡を差し上げ、ご了承を頂いているのですが、その値上げの前の駆け込み需要で、現在当社の工場はフル稼働状態になっています。
更に今年は久しぶりに規制の無い夏休みという事で、コロナ禍前ほどではありませんが、昨年・一昨年よりは需要が増えており、ダブルの注文が入っているのです。
7月の下旬から、これまでテレワークだった人間も出社業務に変更。
営業や事務も空き時間を作って製造業務の補助作業に入っている状況です。
既に入っている注文だけで9月末までの機械が埋まっている状況で、その中で日常出荷製品の製造をしなければならない状態。
人出がまったく足りません。
そんな中、SNSなどを通じて、製造作業を行うパートさんを募集しております。
私たちと一緒に、紙器容器を製造しませんか？
お問い合わせをお待ちしております。
■山の日って何？
当社が今年、例年より少し早くお盆休みに入る事になったのは（そして例年よりも早く告知をしなければならなかった理由は）、8月11日が祝日、山の日だったから。
では「山の日」って何でしょうか？
山の日は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で2016年（平成28年）に制定された祝日です。
通常祝日というのは何らかの特別な出来事があってそれに由来して制定されるのですが、この「山の日」については、そういう由来は何もありません。
一応、流れとしては
・日本の国土の6～7割が山地であること
・1995年に「海の日」ができ、それに呼応して
「山の日」があっても良いのではないか
という流れがあったこと
・複数の都道府県が独自に「山の日」を作ったこと
などから、山岳団体が「山の日」を制定する運動を始め、それを受けて制定に至った、という事のようです。
休みが増えるのはとても良い事なので詳しいいきさつにはさほど興味がありませんでしたが、こうして見てみると、「休みたいから祝日を作った！」感が満載で楽しいですね。
この調子でどんどん祝日を増やして頂きたいものです。
■なぜ「山の日」は8月11日になったのか
特に由来の無い「山の日」ですので、都合のいい日を設定すればよいのではないかという事で定まったのでしょうか。
当初は祝日の無い6月にする案や、「海の日（7月第三月曜日）」の翌日にする案などもあったようです。
お盆の時期に定まったのは、おそらく大型連休を作ることで行楽関係の消費を後押ししたいという考えがあったのかもしれません。
一時はお盆前の8月12日が有力だったようですが、日航機墜落事故が起きた日と重なることから見直され、8月11日に落ち着いたとの事です。
■2020年と2021年は変更された
2020年は本来東京オリンピックが開催される予定でした。
その為、３つの祝日の日取りが変更されたのですが、折悪くコロナ禍でオリンピック開催は延期。
翌年2021年も改めて祝日が変更されました。
そこで、2020年の山の日は8月10日に、2021年の山の日は8月8日に変更されたのです。
